まっしろな公園の広場を汚してきてしまいました。

 ひとりじめー。足あと六つー。
 太陽が顔をのぞかせたとたん、こずえにひっかかている雪がぼたぼたと落ち始めた。
 めずらしくぜいぜいいうアイと入れ替わりにジャムとエルを玄関から出すと、階段の上でジャムが踏ん張って、降りたくないというしぐさ。
 いざ雪の上に出ると、ジャムは走り回った。