フロントラインはマダニ用

 日本では獣医からしか買えないという問題の薬です。はっきり言って高いです。でも、マダニを一度でも見ると、ほかの薬の効能がはっきりしない分だけ、使わざるえません。雑草のあるとこを歩かさない、といっても現実には無理。冬のように公園では遊ばしていないのだけど。
 体重のあわせて毎月の使用量が決まっています。といってもアバウト。10kgが境で、100gでも超えれば量が増える。
 青いプラスチックの容器に入っており、使用するときは、容器の首の部分をポキッと折り、犬の背中側の首筋に流す。そうすると、油に乗って数日で体全体に広がるので、つける数日前にシャンプして油分を流してしまうとせっかくつけても体全体に回らない。
 容器の首の途中に傷がつけてあって、そこを折ればいいのだけど、最初はよく見えないから傷を見ながら折ると、折れた瞬間、中の液が少しだけと自分に向かって飛散してくる。という、どじはみんなやるみたいなので、注意書きがある。
 その折れる音がそれなりにポキッというし、自分自身が見えない部分にそれをつけるので、エルはそれを怖がってしまった。
 この薬、マダニでない普通のダニには一度つけると2,3ヶ月効果があるそうだ。マダニの写真を見ると、いわゆるダニの格好をしているが、犬に取り付くと、頭を皮膚の中にもぐりこませるように食いつき、外に出ている胴体の部分に卵を産み保持するので、見た感じは、精米した白い米粒がくっついているように見える。これがしっかり食いついているので、外れない。そして、これを引きちぎってしまうと、頭部が残ってしまうので始末が悪い。
 メスでその部分を切開するというのが正しい取り方のようだ。灯油などをつけると、離れるという話も見つけたが、真偽のほどはわからない。マダニはもちろん、人にも食いつく。
 食いついた何十時なんかたったのち、マダニの血液に寄生したバベシアが犬に移動する。バベシアは、発生する地域が関西に多いようだ。

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コメントじゃ参照が生きないので、ここに書きます。
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