NOKTON classic 40mm F1.4

 やっとというか、ついに、日本も新しい時代に入った。
 いままで、カメラもレンズも、良い性能の製品を作るのが目標だった。それ自体は良いことだし、技術者は、そうすべきだ。でも、写真は感性を写すものだった。天体写真であれば、3色、4色の色収差を補正することは正しい。したがって、日本のレンズは、シャープだ、コントラストが強い、でも。。。
 このレンズは、あえて、意図的に収差を適度に残存させているのです。そういう製品を作る時代になったんだ。作ったのはコシナ