アジアインター

 4月の2日と3日、二日に渡ったてもよおされる、日本で一番大きなドッグショー。20年もすると、中国で開催になるかもしれないけど。
場所は東京ビッグサイト。入場料は500円。駐車場は、北側の大きなところで多分、1500円。犬ずれの方もたくさんいます。犬を連れた場合は、人の出入りする2階ではなく、地上の出入り口になります。

私は千葉側から首都高速の湾岸有明で降ります。都内からは
レインボーブリッジをわたってすぐに降りればお台場だから、
そのまま走ればいいかも。

 http://www.jkc.or.jp/fci_show/index.html
無料の「オーナーハンドラー(初心者)講習会」が予定されているので、参加しましょう。
 両日とも、午前中は、犬種ごとに分れたブリード戦が行われます。
たとえば、アイリッシュセターであれば、年齢によって、ジュニア、ヤングアダルト、アダルトの各クラスで戦います。次に、チャンピオンになっている子だけで審査し、審査が終わると、ジュニア、ヤングアダルト、アダルトのトップになった子が加わり、ブリード戦でトップを審査します。1番がBOB、best of breed、2番がAOM、Award of meritです。1番になった子は、午後のグループ戦に進むことができます。牡/牝別々に審査があります。

 アジアインターは出てくる頭数が多いので、40頭以上になる犬種では、単独システムという特別なシステムで運用されます。とはいえ、カーディガンとかは数頭しか出ないし、ラサアプソにいたっては、昨年は1頭も出てませんでした。カーディガンは9時始まり、そう、ショーは9時に始まります。ジャッジなどの紹介をやリ終わらないうちに、カーディガンの審査は終了し、リングで撮影会をやってました。
まず、9時前に会場に入り、リングの数字の書いてある場所に、何時から、どういう犬種の審査が始まるかが書かれているので、その日のスケジュールを立てます。写真を撮る場合は、30分より前に、そのリングに行って、場所取りをします。
午後のグループ戦は、JKCが11に分けたグループ内でトップを決めます。アイリッシュセターは第7グループのポインティング・ドッグになります。ポインター、セター、ワイマラナー、ビズラなどがそのグループです。
 1番がG1=グループ一位、その次がG2,G3,G4が選ばれます。実は、去年は午後は帰ってしまったので、説明は正しくないかもしれません。グループのトップが決まると、最後の総合戦になります。総合戦では、3頭が選ばれ、トップが牡であればキング、残りの2頭はリザーブキングとか呼ばれます。牝はクイーンです。
 最後の最後は、キングとクイーンが戦います。勝った子がBIS、best in showという頂点に立ちます。ついでに、農林水産省何とか賞とかも出ますが、これって何でしょうね。

 会場の中には、ショーに出すハンドラーやブリーダの方が準備をする場所があります。午前を終わると、帰っていく人もあり、隙間ができてきます。9時前は、皆さんぴりぴりしているので、近づかないほうが良いです。午後は緊張感もやわらぎ、残っている人は、午前を勝ち抜いてきた人たちです。午後に出る犬の数は少なくなっているので、トリミングしている方も少なくなります。

会場で写真を撮るのはOKです。フラッシュは、犬の正面で光らせてはいけません。つまり、あちこちで審査しているので、フラッシュは使わないのが礼儀です。フラッシュなしだと、写真は撮りにくいです。白い犬ならまだしも、黒い子は、ISO1600、F2.8のレンズをしても、きれいに写りません。

お昼ごろは、休憩のために、会場の外に出ている方も多いので、遊びに来ている犬の写真だったら、とってもいいですかと聞けば、きれいに写すことができると思います。
 単独システムをとった犬種では、トップは、BISS(ベスト イン スペシャリティ ショー)、二番目はBOS(ベスト オブ オポジット セックス)、牝は、ベスト ビッチ、アワード オブ メリット、リザーブ ウイナーズ ビッチ、ウイナーズ ビッチ、そして、オスは、ベスト ドッグ、アワード オブ メリット、リザーブ ウイナーズ ドッグ、ウイナーズ ドッグが上位の子たちです。また、通常のジュニア、ヤングアダルト、アダルトのクラス以外、自家繁殖というカテゴリが追加されます。
 これらのうちトップ以外はJKCから発表されないので、会場に入ったときに、2000円で売っている出陳リストを買い、ハンドラーが腕につけている番号と照合しながら、書き込んでいかないと、わけがわからなくなります。
書き込んでいっていても、たとえば、ヤングアダルトが2頭出た場合は、その中で勝った1頭が残るように言われ、リングのふちで待機します。そのとき、ハンドラーが変わったり、ハンドラーのアシスタントの方がひいたりするので、どの犬なのかがわからなくなってしまいます。
 なので、知り合いの子を早めに特定し、その子をずっと追って応援するというのが正解かな。フラットは犬自体の外観ではわからなくなるので、ハンドラーさんの洋服の色を覚えておき、写真を整理するときに、思い出します。20頭も出ると、どの子かわからなくなってしまいますものね。
 でも、中部インターのときのイングリッシュコッカーは、4頭?5頭を一人のハンドラーの方が引いてました。アダルトで勝ってチャンピオンクラスの子も引くとなると、一人では二頭引くことはできないので、別のハンドラーの方にバトンタッチをするという光景もあるので、ハンドラーの洋服だけでは、判別できない。。。こともあります。


>>>>カードのことに関しては間違いがたくさん含まれています。書き直します。

子犬を購入すると血統書をもらいますね。これは、もっているだけでもかまわないし、書き換えをすることができます。JKCで発行されたものなら、JKCに電話して、どちらで手続きをしたら良いかを聞きます。たぶん、近くのクラブを教えてくれます。日本では、クラブという存在は、ちょっと奇異です。一般的ではありません。日本的ではないですが、イギリスでは普通なんでしょう。
 地域のクラブと犬種のクラブがあります。アイリッシュセターであれば、東京南アイリッシュセター クラブが、フラットでは、御殿場フラットコーテッドレトリーバークラブです。そこへJKCの会費と、書き換え費用を払います。そうすると、ドッグショーに出れる権利が発生します。うちは、柏レイソル犬友クラブで手続きをしてもらっています。
 クラブはドッグショーを開催します。ひとつのクラブだと、約250頭を募集する小さなものから400頭ぐらいの大規模なショーをもよおすクラブがあります。ひとつだけではなく、複数のクラブがいっしょに連合展?というのを開催することがあります。
 アジアインターはこれとは系列が異なり、FCIという名称がついています。よく知りませんが、ワールドワイドな団体で、アムステルダムに本部があるようです。JKCは神田というか秋葉原に本部があります。とても古臭いビルです。
 で、JKCのクラブの開催するドッグショーでは、400頭以下では、勝つとCC(Champion challenge Certificate)カード、400頭以上(条件アリ)では、MCC(Major CC)がもらえます。4枚集めるといいことがあります(条件アリ)。
 FCIのショーでも、カードが発行されます。キャシブというもので、その場ではもらえず、国際郵便で届くそうです。これも、4枚集めると、いいことがあります(条件アリ)。そのいいことを求めて、ドッグショーでは、みんなが競い合うわけです。
 このカードの発行は、対戦する犬の頭数によって、すごーく変わるので、私はよくわかりません。1頭だと出ません、2頭でも出ません。3頭から出ます。多くなると、なんだかどんどんたくさん発行されるようなシステムです。1番にならなくても出る場合もあります。要は、たくさん出るときは競争が激しいので、上位の子にはみんなあげようというシステムです。少ないときは、本当に良い犬かどうかわかんないようということです。
1頭しか出ないときは、午後の部に出、そこで審査され、エクセレントとかグループの1,2,3位になればカードが発行されます。エクセレントも、13頭が選ばれますから、13頭いないときもありますから、そういうときは???複雑です。基本的は発想は、少ないときはカードはあまり発行されないということです。

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