柏たなか駅開業まで24日

それまで、都市農業を応援していた市や県は、特別措置法を作り、農地を売らないと、宅地並み課税をするぞと脅すが、誰も売らないので、駅の周りは、道路さえ満足に通せない状況で開業を迎える。もちろん、都市公団(機構)は宅地用地をほとんど買収できていないが故、建物の姿はない。

コンセプトは、「利根川と大堀川に挟まれた1200haの広大な田園地帯。都心から至近の豊かな田園環境が大きな魅力のこのエリアに誕生する柏北部東は、周囲の農業エリアとの融合を意識した、落ち着きとやすらぎのある街づくりを特徴としています。例えば、とれたての農産物で食卓を豊かにしたり、休日には農業体験をしたり、心と体をリフレッシュさせる環境が用意されています。」
だけど、やることは、農家を含め、すべて、スクラップアンドビルト方式。時代を読み違えている。
森の木はきってしまい、都合の良い植林。里山は削ってしまい、区画整理した住宅地に。
それでも疑問に感じなかった時代は、もう20年前と違うのか。

-

-

-