LINNのスタイル

 スイッチング電源はノイズが多い! でもLINNの設計するスイッチング電源は音楽用で、ノイズレスだそうだ。
というスイッチング電源と原理はまったく同じD級アンプに関しては、

少なくとも後10年は信頼性とパフォーマンスにおいてその水準に到達するのは困難でしょう。

と、10年先を予言している。
 http://www.linn.jp/life/story/01.html

 スピーカも変わりつつある。同社のスピーカはむかしからユニットを独立して接続できるモデルがあったようだが、
Majik140 などは、

シングルワイヤー・バイワイヤー(アンプ)・トライワイヤー(アンプ)・クアッドワイヤー(アンプ)・フルアクティブに対応。

というマルチアンプ駆動対応をアピールしている。でも、いくら金持ちが多い世の中とは言え、同社のパワーアンプを何台も並べる人がいるのかなー。いるかもネ。

 このフィルタも、周波数帯域分割用モジュール¥44,100(税込)をアンプにビルトインさせるようだ。見た感じ、OPアンプのアクティブフィルタっぽい。
 アキュフェーズのように、DSPでチャンネルデバイダを作るには、LINNはあと10年かかるかもしれない。
  http://www.linn.jp/products/detail/aktiv.html#aktiv_modules