読売新聞


2年で橋さびだらけ!実は「さびがさび止め」
低鉄合金鋼 という言葉を聴いたことがない。というか、ありえない用語。鉄は一般に炭素鋼と呼ばれ、鉄が主成分でわずかな炭素、リン、硫黄などの合金である。低鉄合金鋼 という言葉は、鉄の成分が低い合金という意味に取れる。鉄が主成分であるから、そういう鋼は存在しえない。
 検索すると、wikiにだけ使われている用語のようだ。
 つまり、記事を執筆した記者は、耐候性鋼という用語を補足したくwikiを検索し、そこから出展を明記しなくて無断引用をしたが、その説明自体が間違っていたということなんだろうか。