今日は4割の電気が捨てられている。
捨てた電気を発電する費用は、エンドユーザーが支払う。
なんかもったいない話だ。
2割は需要予測から外れた保険として仕方がないと思う。
でも、1000万kW,これもおかしな単位系だが、発電所10か所分が一生懸命石油石炭を燃やしているのに、捨てられているんだ。
公共機関のお湯を沸かす電気代とか、海水を電気分解して水素を備蓄するとか、一番は、単純に蓄電することだけど、見えない費用だから気が付かなかったけど、今は、みんなが知ってしまった。


今は、消費電力を減らすことしか言われない。でも、余っている。つまり、利用する量をコントロールできないからこういういびつな状態が起こる。スマートグリッドが稼働すれば、需要が少ない時、温水器のヒーターに電流を多めに流す指令を出し、早めに温水を作ってしまう。その特別時間の電気代は割安にする、とか、みんながハッピーになることをアピールすれば、そういう世界に挑戦ができる。