サヨナラノツバサ 生フィルム

シェリルの顔と、ランカリーの頭のうしろが写っていた。
だいぶカメラワークは工夫しているとおもうけど。弾道の動きとかはZEROと変わっていないような気がする。気がするだけかもしれないが、そういう印象が残るということは、新規性がないということだと思う。コンピュータのシミュレーションもむちゃくちゃ進歩しているんだから、もっと、カメラが見ている人の視点をはずさないようにダイナミックに動いてもよいように思う。コンテを頭の中で書くだけでは、ちょっと普通でない人でないと新規性は出せないと思う。普通な人はそういう仕事を任せられないから、そこにはいない。
だとすれば、コンピュータの力を借りればいいと思う。
デズニーの髪の長いお姫様の出てくるアニメがあるが、からだの動きは、きっとミュージカルなどの出演経験のある人のモーションを取り込んでいると思うけど、髪の毛以外は、本物の人が出ればいいと思うくらい、似せてしまっている。それも一つの方法だとは思うけど。アニメではちょっと違和感がある。
とはいえ、サヨナラノツバサの最初は時間をかけてシェリルを描いているけど、最後のシーンでは、動きがカウカクと、妙に吹っ飛ばしている。時間がなかったのだろうか。劇場上映から時間がたっているのだから、もうすこし手を入れてほしかった。シーンによって顔の感じが変わってしまうところも、もうすこし管理してほしいと思った。