KlipschのツイーターK-77

鳴らなかったので中をあけると断線していた。はんだ付けしてもリード線が切れ続け、結局Electro Voice Diaphragm T35 T-35 ST350 T350というのを購入。しかし、年代によって中身はいろいろあるらしい。サポート部分が厚紙だったが、プラスチックになっているのもある。これは交換作業がやりやすい。

厚紙の3枚のうち途中にダイヤフラムが挟んで接着されている構造のようだ。


リード線の先端しかはんだめっきされていなかったので、根元付近の絶縁体を削り、はんだめっきしておく。カッターでダイヤフラムの層部分から厚紙をはがし、新しいダイヤフラムを少量の木工ボンドで再度サンドイッチにする。リード線を端子にはんだ付けし、元通りに組み立て直す。

10uF経由で音が出ることを確認。ボイスコイルの位置の精度はそれほど求められないのだろうか。結果オーライ。
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RCA 515S1の4uF高域ユニットの代わりにつなぎこむ。少しレベルが高いかなと思うが、透明感が上がる。