プッシュプルアンプは

必然的に偶数の高調波は帳消しにされるので、THD=ひずみを全部足した中では、奇数次の3倍とか5倍が聞こえてしまう。
 偶数次は2倍とか4倍だけれど、ラはラである。したがって、偶数次は5%のTHDがあったとしても、ひずんで聞こえない。
真空管の特性のそろったものをプッシュプルアンプで使うとどうなるか。上の自然な考えを持ってくれば、奇数次のひずみがおおい特徴のアンプとなる。
そこで、バイアスをずらしてしまうとどうなるか。
偶数次のひずみが増えて、それ、心地よい音楽が流れてきたでしょー。。。


ついでに4/1用のお話。