マルチアンプ

昨年の夏から計画して,やっと2ch完成した。わたしのではなく,倉敷の弟のスピーカーシステムの更新用。現在,金田式アンプの8chで駆動している。
そのアンプは,抵抗・コンデンサによるデバイダを内蔵しているので,今度は,まず、チャンネルデバイダが必要だった。ネットの情報をかき集めると,BEHRINGERのCX3400がとりあえずにはよさそう。安売りで有名なサウンドハウスから16800円で購入。
アンプは,すべて同じものを使う予定で始めた。先日組み立てたデジタルアンプRSDA202が思ったより良かったので,同じトランパスのICを使って,基板の部分だけのキットを若松から6980円で購入。入力コンデンサだけは,BPコンからフィルムに変えた。電源は,12V-4Aということだが,入手可能なスイッチング電源の一番大きいのを探した。150Wクラスが店頭においてある最大容量だった。最初に12V-14Aのラムダのを5100円で購入。2つ目は,イーターの12V-14Aを11000円で購入。なぜか、2倍も価格差がある。
 CX3400は入出力がXLRなので、XLR-RCA変換ケーブルを探したが,秋葉原駅のガード下で変換コネクタというのがあったので,それを購入。でも、入力2ch、出力3chx2の8本というのは,とても高価だ。1,3ピンを接続しアース側,2番を信号線にというのは,マニュアルに書いてあるが,変換コネクタを買うときに,聞き忘れた。使えているので,一般的なバランス-アンバランスのやり方なのだろう。
 1台を組み立て,エジンバラにつなぐ。アドバンスの真空管プリアンプPRA-1をつないだ方が,真空管アンプのときはグッドだったが,RSDA202と同様に,プリが入ると音が悪く感じるのでCDから直結し,ボリュームを入力に入れて,音量調節ができるようにした。とくに問題なく,きれいな音を聞かせてくれていた。
 2台目を大晦日にくみ上げた。
 high側に,E.J.JORDANのアルミコーン8cmをつないだ。あれやこれや,マニュアルと首っ引きで,セッティング。普通に音が出始めると,なんと言うか,素敵な音が出てきだした。ベースはガリッというし,シンバルはキラキラしている。ビギナーズラックかもしれないが,レベル合わせや周波数も心地よいところが見つかったので,マルチアンプって,面白いなーと思った。
あと、1セット追加すれば,とりあえず3chでもテストができる。低域は44Hz、中域は8kHzでクロスさせている。