オリジナル版

この録音をレコードにしよう、ということで、録音が行われ、プロデューサが気に入る音に指示を出して市場にその作品は出る。
なので、何十年かたって、別の録音エンジニアとプロデューサが同じマスターテープを使ってレコードを作るということは、機材が違うし方針も異なるから、違うレコードができる。
だから、初版がオリジナルであって、何十年か後に出たものは違うものである。50年たつと、著作権が切れる。そうすると、もし初版をマスターにして低価格で再販バージョンが出てくるとしたら、それはオリジナルに限りなく近い。
てなことはないか。
リマスタリングをする際、元の思想は受け継いだうえで作業が行われるはずだ! そう信じるべきだろう。