明るすぎるとディテイルが飛ぶ

というかコントラストがすごく高くなるんだ。

透明オイルを塗ると、傷や磨き残しが見えてくる。

ハードメープルでは木目は薄いことが多いが、これは、木目がきつい。杢だけのほうがいいのだけど、それはカットする面の出し方で生かす方法があるように思えてきた。もちろん、ハザイではできないことだし、もっとも大きな元の素材があっても、切りだす見極めはできない。


TD-124はモノ専用のプレーヤーとして使う予定。
時代的にこのくらい、というので、木製のトーンアームをつけることにした。
Micro-Trak Model 303 Professional Tone Arm。未使用品という名目で入手したわりには、部品が足らない。加重用の真鍮の板、アームレストの底を止めるネジが入っていない。
Lateral Pivot Assemblyという水平方向の軸はどうもさびている。ベアリングさえ入っていないようだ。軸の横に穴があいていて、付属のオイルを入れる構造に見える。

付属のテンプレートに合わせて、Pivotのベース台を留める3つの穴の位置を決める。穴あけをして、頂き物のこのアームボードに艶消し黒色ラッカーで塗装をする。
ケーブルの信号は、

  • Left Channel -Green
  • Left GND -White
  • Right Channel -Red
  • Left GND -Black

なので、Green-Redをショートしてセンターへ。White-Black,Shieldをショートして外側にする。

Pivotの高さ位置決めのネジの反対側に、配線を下に抜く穴があいているが、ベースの木材に隙間がなかったので、ネジ止めをはずしてやすりで隙間をあける。

オイルを入れるのに、特に注射器は不要だった。粘度は持っている100000より全然流れる。50k cStとかかもしれない。

Pivotベースの一番外側のネジのナットが、台のはじにぶつかっている。5mmほど削らなくては。


もう1台Micro-Trak Model 303があるが、おなじ三角形のベース。検索すると丸型のモデルもあるようだ。