国立新美術館

の空調はユニーク。だけど、これみよがし。
床から冷たい空気が噴出す。巨大な空間に空調システムを持ち込むには、実用的ではあるが、レストランの席の中にもそれがある。太陽光のうだるような暑さにさわやかな涼風といいうバランスが取れていれば正解なんだけど。人によってはそのバランスが崩れてしまえば、苦痛でしかない。
カップ形状のレストランのエッジにスリットを配置し、その底から吹き上がってくる間接的な冷暖房とかは考えてくれないのだろうか。

展示室の壁は、全面が乳白色のアクリルガラスっぽいので覆われ、たてに、鉄(たぶん)の中空フレームに2,3mmの薄い木材が貼ってあるかざりが全面にアクセントとして設置されている。面によって、切り出す木材の面も変えてあり、こってはいるが、すでにはげ始めているのは、戦略は優秀、でも戦術でこけているといったとこなのだろうか。

1Fの床はなんだろうイベ? 2Fと3Fはなら材だろうか。外はおなじくイベ? このあたりに仕掛けはない。期待したのだけど。